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ポーランド南部の田舎町ビエチ


久しぶりに年末年始をポーランドで迎えました。

写真はポーランド南部の街ビエチです。

私の家族の家があり、第二の故郷の街です。

この街は14世紀頃はポーランド内でもとても栄えていた街でした。

その頃はポーランドのバルト海からの琥珀とハンガリーの貴腐ワインとの工商行路の要所の街として経済的にも大きな規模の街でもありました。

ハンガリーから来たポーランドでは有名なヤドビガ女王のお気に入りの街で、その頃にはこの街にはお城が2つもあったんですよ〜。

それらのお城は、現在では一つは完全に取り壊され、もう一つは修道院の建物に生まれ変わっています。

その当時にハンガリーから来た人の末裔は、今でもビエチ周辺に住んでいます。

このビエチの街の近くには、ポーランドの世界遺産である南部の木造教会ビナロバ教会があります。

昔、この街が栄えていた時代には、貴族やお金持ちも多く住んでおり、その方々が寄進して近くの村に建てた木造教会が世界遺産になりました。

写真の左側の建物は14世紀に建てられ始めた教会ですが、その頃はセメントがなく卵の白身をツナギで使っていたらしいとのことです!

この街には、なんと「1週間だけポーランドの首都になったことがある」という伝説もあります。(まさに都市伝説?でしょうか。)

また第二次大戦前には多くのユダヤ人の方々も住んでいましたが、今は大きなお墓があるだけです。

昔のシナゴギュウ(ユダヤ教の教会)も現在では街の図書館になっています。

現在は人口5,000人ほどの閑静なポーランドの田舎町です。

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