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  • 執筆者の写真おでかけ介護タクシーあおぞら

エンディングノートについて


みなさん、ご自身の銀行口座をいくつ持っているか覚えていますか?

またそれらの口座からの毎月の引き落としされる公共料金やサービス料金、

またクレジットカードについてや住宅ローンの引き落としなど…。

たとえば、借りている住宅ローンであれば「フラット35」で団信を申し込まなかったという場合を除いては、通常であれば銀行で住宅ローン契約時に団信に加入しているはずですから、本人に万が一のことがあった場合は住宅ローンは無くなる契約になっているはずです。

また、加入している生命保険があるようでしたら、死亡保障金も出るはずですよね。

ただ、その万が一があった場合に、残された家族が容易にその手続きをできるかどうか。

これは「万が一」の出来事で家族じゅうが混乱しているであろう状況下では、大きな問題になります。

我が家は妻がポーランド人で、日本に滞在していない期間も多く、日本のそのようなシステムや手続きにも全く慣れていませんから「万が一の場合、どうやって手続きするんだろう?」って、考えてしまいます(笑)

そこで、そのような「万が一」の時に役立つのが、エンディングノートの存在です。

このノートの内容は、「万が一」や「急病で倒れた」などの緊急時に、家族にとって役立つ本人の情報がまとめられる記入形式になっています。

先に挙げた本人の銀行口座や保険などの金融資産について、また急病時に対応して頂くための掛かりつけの医師や病院の連絡先、本人にとって必要な薬について、他にも自分が口もきけなくなるような状態に至った場合にどんな介護や対応をしてほしいのか、なども記入できます。

家族以外の人がそのノート見た時のために、本人のご家族への連絡先なども記入できます。

こういう情報がしっかりと整理されてエンディングノートに記入できていれば、いざという時に家族がどれほど助かるでしょうか!

また当人も「そのエンディングノートに重要なことが書いてあるから」と緊急時に周りに伝えられれば、心の負担も少しは軽くなるかもしれません。

「それはわかっているんだけど、整理して書くのがなかなか…。」

そのお気持ちはよくわかります!

本屋さんに行けば、いろいろなエンディングノートが売っているのを目にします。

パラパラとめくって見た人も多いと思います。

ただ日記帳と同じで、自筆で書くのが得意な人にはあまり抵抗がないのかもしれませんが、いざ畏まってペンで書くとなると、なぜか躊躇してしまう方、いらっしゃいますよね?

どうしてなのでしょうね?

私の場合は、まず「字が下手」なんですが、それに反して「せっかく購入したノートに綺麗に書きたい」という思いがあり(笑)、それが一つの足かせになっていそうです。

でも、そのエンディングノート、準備できていたらいいですよね。

そういう場合は、キーボードから気楽に打ち込める形式のエンディングノートもあるんですね!

しかも、なんと無料で良く出来たものもあるんです!!

以下にエンディングノートのテンプレートをダウンロードできるサイトをご紹介いたします。

上記のテンプレートを使えば、キーボード入力ですからパソコンになれた方でしたら、ペンで記入することに抵抗を感じるということもなく、気軽に入力して編集もできますよ。

まずは、「自分が書きとめておいていた方がいい」と感じる情報だけでも、入力・印刷しておくといいでしょう。

ポイントは「とりあえず出来たところまでプリントアウト」です!

そうしておかないと、イザという時に家族がパソコンを開いたら、パスワードロックがかかっていて、せっかく入力したエンディングノート情報のファイルが読み出せず、全く役に立たなかった!ということになりかねません。

とりあえず、出来たとことまでプリントアウト!

これをしておけは、安心感が違います。

また、エンディングノートじゃなくて「遺言書」を書きたいなぁ、と思っている方もおられるかと思います。

自分で出来るだけ簡単に準備できる「遺言書」については、また後ほどご紹介いたします。


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