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執筆者の写真おでかけ介護タクシーあおぞら

市販薬によるセルフメディケーション


皆さま、こんにちは。

いよいよ、秋も深まってまいりました。

もうすぐ紅葉のシーズンですね。

今月は富士山や房総半島へのご案内がありますが、天気に恵まれると良いですね〜!

最近、台風や秋雨前線の影響で、残念ながら秋晴れの日が少ない様にも感じます。

さて、旅先へお客様をご案内している時、特に宿泊を伴うご移動ですと、時たま困ったことが起きる時があるんです。

それはどんな時かと申しますと、車椅子に乗られてタクシーで移動している時に、観光地から観光地への移動がある程度の長距離で、移動時間が数時間に及び、それが数日のご旅行の日程で繰り返されることがある時です。

特に海外から来られたお客様のスケジュールで起こり易いです。

生活環境も変わる異国の地で、長時間を車椅子に乗ってタクシー移動をされますと、慣れない姿勢や生活を続けることで体に不調が現れる事もあります。

去年にアメリカからお越しになれらたお客様が、車椅子の乗られた年配の方でしたのですが、行程を進めるうちに「車椅子の乗車による床ずれ」が起きてしまいました。

ご家族は、そのための準備として塗り薬をアメリカから持ってきて居たのですが、足りなくなってしまいました。

それで「悪いけどドラックストアに寄ってくれない? 薬が切れてしまったので買いたいの」と、ご要望がございました。

すぐに近くのドラッグストアを見つけて、店内で通訳をするためにご一緒したのですが、「この薬品の成分が入っているのがほしいの」とお客様が仰られたのですが、私にはその薬品の成分が何だかわからず、ドラッグストアの店員さんに通訳できないんです。(冷汗)

ただ店員さんの方から「どんな症状なんですか」と聞かれたので、「床ずれ、だと思います。ですが、(お客様が持参した塗り薬のチューブを持って居たので、そのチューブを見せながら)この成分が入っている薬が欲しいそうです」と伝えて、なんとかお客様とその店員さんとやり取りをしながら、お客様に合う薬を見つけました。

その店員さんは、登録販売者だったと思います。

そんな経験から、旅先でちょっと体調が悪くなったり、床ずれの薬などが必要になり、ドラックストアに入った時にお手伝いできる様に、私も一般薬(第二類、第三類医薬品)の勉強をしました。

その甲斐あって、先日、登録販売者試験を受けた結果の合格通知が届いたんですよ〜!

登録販売者というのは、簡単に言いますと、ドラッグストアや薬局に勤務して、お客様からの市販薬の質問に答えたり、ドラッグストアの大部分の薬を販売したり出来る、2009年に誕生した比較的新しい資格です。

具体的には、第二類、第三類医薬品に該当する胃腸薬や風邪薬、皮膚の塗薬や鎮痛薬、漢方薬などについても、お客様からの相談に乗ったり販売したりします。

薬剤師さんの様に処方箋に基づいた調剤や、要指導医薬品、第一類医薬品に関する業務はできませんが、登録販売者はドラッグストアに置いてある医薬品のうち90%以上の医薬品を取り扱えるんですよ〜。

最近はコンビニやホームセンターなどでも薬の取り扱いをしているところがありますよね。

そこで薬を販売している店員さんは、登録販売者の人が多いんじゃないかと思います。

今後は私も、お客様が旅先で少し体調が悪くなり「医療機関に行くほどでもないが一般薬で自ら手当てしたい」という時に、お客様のお手伝いできれば良いなと思っています。


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