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  • 執筆者の写真おでかけ介護タクシーあおぞら

電車に車椅子のスペースが2台以上に。


皆さま、こんにちは。

今日は、ネットの毎日新聞の記事でこんな内容のものがありました。

写真は「毎日新聞」より

いよいよ東京オリンピック・パラリンピックも再来年となりました。

まさに全世界から東京オリ・パラに参加されるために選手として、また観客として多くの方々が日本にやってきます。

その時にパラリンピックの選手や観客の方でも、車椅子をご利用される方は多くおられることでしょう。

東京での移動時に、介護タクシーなどで車椅子のまま移動される方もおられると思いますが、やはり電車での移動が多いと思います。

そんな時に、電車1編成に車椅子のスペースが1台だけでは、確かに車椅子の利用者が被ってしまった時など、スペースが足らないかもしれません!

そこで今回、新幹線も含めた全ての車両に、車椅子スペースを電車1編成につき2箇所以上とすることが決まりました。

以下、毎日新聞からの抜粋です。

「国土交通省は、2020年4月以降に運行を始める新幹線を含めた全ての鉄道車両について、現在は1編成に1カ所以上の設置を義務づけている車いすのスペースを、原則2カ所以上設けるよう省令を改正する方針を固めた。海外からの訪問客も増える20年東京五輪・パラリンピックを控え、車いす利用者の利便性を高めるのが狙いで、今年度中に改正省令を公布する。」とのこと。

また、「国交省が作成し、鉄道各社が参考にしているバリアフリー整備ガイドラインには、より高い努力目標を盛り込む。一般の車両では車いすスペースを1両に1カ所以上設け、新幹線は現在の普通車の指定席に加え、グリーン車も車いすで利用できることが望ましいことなどを書き加える。」とするそうです。

これは車椅子を利用する訪日外国人にとってはありがたいことですが、何よりも日本で暮らす車椅子利用者の皆さまにとっても、電車利用時の利便性が増して嬉しいことです。

電車の車両の中に車椅子用のスペースがで増えるのは、高齢化する日本の社会にとって、とても意味のあることだと思います。

ぜひ、新しく増える車椅子用のスペースは、そのスペースの床の色を変えたり、車椅子のマークをよく見えるようにして、そこが車椅子用のスペースだと周知して頂けると更に良いと思います。

時たま、若者やギャルがスマホに夢中になってしまい、「あぁ、広くてスマホがよく出来る場所だ」と勘違いして、グループ数人でたむろしてしまい、車椅子の利用者が乗ってきた時にスムースにその場所に移動できないというようなことは、あらかじめ無くせると良いですね。

(最近の若者やギャルは、周りに気を使って優しいところがあるから、杞憂ですかね。)

更に記事には「(車椅子用のスペースの)数を増やせばベビーカーやスーツケースを使う旅行者の利便性も高まるという意見も出ていた。」とあります。

まさにその通りだと思います。

今、増え続けているインバウンドの観光客の皆さまも、スーツケースを持っての移動は大変なことでしょう。

車椅子の利用者がいない時は、そのスペースをスーツケース置き場として有効活用できますからね。

早く省令が改正されて、車椅子スペースの増加が実現すると良いですね。


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