一昨日にお客様のご案内で、東京へ行って参りました。
お客様は港区でご用事があり、私はお客様がお戻りになるまでお待ちすることに。
そこでお待ちしている時間に、歩いて行けるほどの距離にある浜離宮恩賜庭園を散歩。
今回で私は2回目の訪問ですが、いつ行っても素晴らしい庭園ですね!
江戸時代からの姿を残す元徳川将軍家の庭園と汐留の高層ビル群のコントラスト。
庭園内にはとても立派な木々が茂っているのですが、その中でもスゴかったのが「三百年の松」です。
今から約三百年前の1709年に、江戸幕府6代将軍徳川家宣が植えたという黒松です。
三百年前にここに植えられた時には、すでに立派な松だったのだろうなぁと感じました。
この枝ぶり!
凄い生命力です。
この黒松は江戸から東京への移り変わりを、静かに経験してきているのですね。
その幹の中に、まるで宇宙を宿しているような威厳がありました。