前々から気になっていた建物がありました。
それは坂戸の若葉病院の近くにあります。
あまり知られていないようですが、道教のお宮としては日本最大級だそうです。
このお宮が坂戸の地に作られた由来ですが、とても不思議なものです。
お宮の中でご案内をされていた方にお聞きしたところ、こんな内容でした。
不治の病を患っていた台湾の大成功したビジネスマンが、三清道祖様という道教の神様にお願いしたところ、なんとその病が完治しました。
そこで感謝の念から神様のためにお宮を立てようとしたところ、台湾ではなく日本でお宮を立てるようにとの神様からのお告げがあったそうです。
お宮を立てる場所もお告げがあり、当時、雑木林に包まれていて何もなかった坂戸の地が選ばれたそうです。
もちろん、そのビジネスマンの方も台湾人ですから、坂戸どころか埼玉県すら知りませんでした。
そのビジネスマンは康國典大法師という方ですが、その方が飛行機で日本上空を飛んでいて、当時雑木林しかないようなところでしたが、「あそこ!」というような感じでお示しがあったそうです。
不思議ですね〜。
そしてこのお宮を15年かけて作った大工の人たちは、全員台湾から呼び寄せられた一流の宮大工の方々だそうです。
また、聖天宮は「五千頭の龍が昇るお宮」と言われています。
その龍たちは、五本の爪を持つ位の高い最強の龍なんだそうですよ〜。
せっかくでしたので、道教式のお祈りの儀式もして来ました。
長いお線香を6本、3人の神様たちに捧げて、そのあとのお祈りをして、最後にお祈りを神様に知らせる紙を20枚くらいでしょうか、特別な香炉のようなところで燃やしました。
介護タクシー事業の成功と健康をお祈りいたしました 。