今日は、「第12回マス大山メモリアルカップ」に介護タクシー業務としてヘルプで参加してきました。
参加したと言っても、もちろん私が空手の試合に出たわけではありません。
極真空手の大会に出たら、確実に今頃、私自身が介護タクシーに運ばれて病院で寝ていると思います。
極真空手の試合では、皆様ご存知のように寸止めではなく、実際にフルコンタクトでぶつかり合う、分かりやすく言うと「防具無しで殴り合ったり蹴りあったりする」のです。
そうすると、やはり選手の中には怪我をして病院に担ぎ込まれる事態が発生することも、容易に想像ができます。
その時に「怪我をして手当が必要な選手を病院に送り届けるミッション」で、この度は極真空手の大会「第12回マス大山メモリアルカップ」にヘルプで参加させた頂いたわけなんです。
(少し詳しくお伝えすると、ハートフルサービスグループの「ケアタクシー花みずき」のオーナーである石垣さんが、なんと極真空手道場の道場主でもあります。
その関係でグループの窪田会長からお話がありまして、ありがたいことに私も介護タクシーの業務としてお声がけ頂きました。)
ところで、この「マス大山メモリアルカップ」というのは、全世界から極真空手の選手が集まる国際大会です。
私が見た所でも、中国韓国をはじめとしたアジア諸国、欧米圏や中南米、またアフリカ勢の選手たちも参加していました。
特に目立ったのはポーランドやロシア、ウクライナなどから来た選手の活躍でした。
午前中には主に空手の型の試合があったのですが、ロシア人の男性やポーランド人の女性が、それぞれのクラスで優勝していました。
もちろん日本人の選手の活躍がすごかったのは言うまでもありません。
午後はフルコンタクトの試合がメインで行われたのですが、これが本当に迫力がありました!
とにかく防具なども付けずに、常日頃に鍛えた突きや蹴りを相手選手にくり出すわけです。
思わず「おわっ!」と叫んでしまう場面がなんどもありました。
この午後の試合でも大活躍していたのが、ポーランドから来た選手たちでした。
彼らはトルコのイルタンブール経由で、トランジットの待ち時間を含めずに、飛行時間だけで15時間近く飛行機で飛んできたそうです。
その甲斐あってか、幾つかのクラスで優勝を勝ち取っていました。
極真空手の大会会場では、応急手当などのためにドクターと看護師さんが詰めています。
今回、私はその詰所に来る負傷したポーランド人やロシア人の通訳のお手伝いなどをして、久しぶりに、本当に久〜〜しぶりに、私のポーランド語とロシア語が役立ちました(笑)
2年前の大会では「病院にお送りする介護タクシーの業務が数回発生した」と聞いていましたので、少しビビって参加していましたが、今大会では大きな怪我をする選手はおらず、介護タクシーで救急病院に搬送するといことはありませんでした。
ほっと一安心でした。
写真はフルコンタクト試合のシニアの部で優勝したポーランド人の選手と「ケアタクシー花みずき」のオーナーで極真空手の道場主でもある石垣さんと一緒に写した写真です。