皆さま、こんにちは。
もうだいぶ寒くなってきましたね。
寒くなるにしたがってコロナの感染者数も増えてきているようなので、お気を付けください。
先日、ポーランドの家族に電話したところ、1日の感染者数が27,000人を超えたと言っていました。また、これまでは登校していた小学校低学年の学級も閉鎖になったようです。ポーランドでは大学などは以前からオンライン授業が進んでいたのですが、小学校低学年のクラスは通学が保たれていました。というのも、自宅でのオンライン授業にしてしまうと児童の家族が家で面倒を見る必要が出てくるからです。ポーランドの家庭でも共働きの家庭が多いので、両親が仕事に行った後に小学校低学年の年齢の子供だけを家に残しておくのは心配だという状況があるんですね。
それにもかかわらずコロナが爆発的に感染拡大してしまったため、ポーランドでも仕方なく小学校も休校になりました。
日本はまだ欧米のようにコロナの感染が爆発的に広がっていません。
しかし徐々に感染者数が増えてきて、この冬に厳しい第3波が来る可能性もあります。
そこで注目なのが、アメリカの製薬会社ファイザーが開発しているコロナワクチンの行方です!
今日のヤフーニュースではこんな記事がありました。
「米ファイザーのコロナワクチン、いつから接種できる? 発症防ぐ有効性90%超、日本はすでに6000万人分確保」
「これは朗報だ。米製薬大手ファイザーが9日、開発中の新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、発症を防ぐ有効性が90%以上に上ったとする暫定的な臨床試験の結果を公表した。安全性の深刻な懸念も見られないとし、今月中にも米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する。日本政府は同社からこのワクチンを6000万人分供給を受けることで基本合意済みだが、いつ接種可能になるのか。」
(写真:ロイター/アフロ)((C)Japan Business Press Co.,Ltd. All Rights Reserved)
いやぁ~、ほんとに期待してしまいます。
このワクチン開発の影響で、日経平均株価も1991年11月以来の高値水準だとか。
海外旅行がパッタリ止まったため青息吐息だったJALやANAの株価も急激に上昇したようです。
皆さま、本当に本当に期待してるんですね!
私も、です!!
ただ、同じ記事の中で医学博士の中原英臣氏が「年内に日本でワクチンを使用できる見通しは立っていないので、変わらず予防に努める必要がある。また、ワクチンは投与してから抗体ができるまでに2~3週間程度かかる。」と述べています。
このワクチンについては「接種は2回必要で、ファイザーでは年内に5000万回分、来年は13億回分を製造できるとしている。日本政府は規制当局の承認が得られた場合、2021年上半期に6000万人分(1億2000万回)を納入することで合意している。政府は英アストラゼネカ社ともワクチン供給で合意しており、来年前半までに国民全員分のワクチン確保を目指す。」とのことです。
(あれっ?この政府の方針だと、6000万人分はファイザー社のワクチンで、残りの6000万人分はアストラゼネカ社のワクチンになるってことでしょうかね?
それぞれのワクチンで効き目の違いなどがあると、ちょっと混乱が予想されます。
供給元をファイザー社とアストロゼネカ社の2社に分けるのは、まぁなにか大人の事情でもあるのかもしれませんね。)
もし政府の方針通りに来年前半までに国民全員分のワクチンを確保して接種できれば、東京オリンピックまでに間に合うっていうことでしょうか?!
今後ともワクチン開発とオリンピックの行方から目が離せません。
Comments